No.31
ようよさんの想い出
Date:⌚2001年頃の投稿
私とローラーズとの出会いは、76年の初来日の時。
当時小5でした。若い頃からロック好きの母から、すごい人気のグループが来日したと聞きました。
「ファンが失神しちゃうんだって!」って。
どんな人たちなのかなーと、雑誌を見てみると…「えー、なんだこれ~」。
子供だった私には、青い目、ブロンドの髪、彫りの深い顔は違う星の人に見えました。
でも、NHKの「ヤングミュージックショウ」でライヴをやると知り、
まあ、どんなか、とりあえず見てみることにしました。
始まりました。ステージには真っ白いドライアイス。
登場した5人のメンバー。グラビアで見るよりずっと親しみのある笑顔、
ステージを飛び跳ねるように楽しそうに歌い、演奏する彼らの姿、
そしてそして何より素敵な音楽…。
ロックは(洋楽自体が)私にとって未知の世界でしたが、そんな私にもの凄い衝撃を与えたのが彼らでした。
一瞬にして、私は彼らのファン(というより゛とりこ゛)になっていました。
一緒に見ていた母、兄、妹も同じだったようです。
最初、私の心を動かしたのはパットでした。(やっぱり子供に一番近かったからでしょうか)
「私、あの人がいいな」。とりあえず宣言しとかないとね。
さて、番組も終わり、呆然としたまま私は兄に雑誌を見せ
「お兄ちゃん、私がいいって言った人、どの人?」兄はしばらく考えていました。
パットを探していたのですがどれだかわからないようでした。
それもそのはず、そのグラビアはイアン時代のものだったんです。
兄は考えた末「この人だよ」。私は兄が指したその人を見て
「へえ、この人かぁー。写真で見ると、ちょっと違うけど…ウッディーっていうのかー!」
何も知らない私は、その日からウッディーファンになったのです。
それからは3兄妹で、寝ても覚めてもローラーズ一色。(ちなみに兄=レス、妹=パットファン)
パットとウッディーの違いに気づいたのは、それからしばらく後のことでした。
でも、時すでに遅し。もう私はウッディーひとすじ。
後へは引けない、筋金入りのファンになっていたのでした…。
こんなふうに私は彼らと出会い、あれからもう20年以上がたちました。
途中、JAPAN、ヘヴィメタ、ユーロビートと浮気を繰り返し
(あ、でも同窓会コンサートには、ちゃんと行ってましたよ)
そしてまた帰るべき場所に帰ってきました。
ローラーズを語らせたら一冊の本が書けてしまう…
それくらいたくさんの思い出をくれた彼らは、いつまでも色あせない、私の大切な宝物。
そして、いまだに彼らを応援しているローラーマニアがこんなにたくさんいるという事実も。
この゛同士たち゛も、私の宝物です。
Date:⌚2001年頃の投稿
私とローラーズとの出会いは、76年の初来日の時。
当時小5でした。若い頃からロック好きの母から、すごい人気のグループが来日したと聞きました。
「ファンが失神しちゃうんだって!」って。
どんな人たちなのかなーと、雑誌を見てみると…「えー、なんだこれ~」。
子供だった私には、青い目、ブロンドの髪、彫りの深い顔は違う星の人に見えました。
でも、NHKの「ヤングミュージックショウ」でライヴをやると知り、
まあ、どんなか、とりあえず見てみることにしました。
始まりました。ステージには真っ白いドライアイス。
登場した5人のメンバー。グラビアで見るよりずっと親しみのある笑顔、
ステージを飛び跳ねるように楽しそうに歌い、演奏する彼らの姿、
そしてそして何より素敵な音楽…。
ロックは(洋楽自体が)私にとって未知の世界でしたが、そんな私にもの凄い衝撃を与えたのが彼らでした。
一瞬にして、私は彼らのファン(というより゛とりこ゛)になっていました。
一緒に見ていた母、兄、妹も同じだったようです。
最初、私の心を動かしたのはパットでした。(やっぱり子供に一番近かったからでしょうか)
「私、あの人がいいな」。とりあえず宣言しとかないとね。
さて、番組も終わり、呆然としたまま私は兄に雑誌を見せ
「お兄ちゃん、私がいいって言った人、どの人?」兄はしばらく考えていました。
パットを探していたのですがどれだかわからないようでした。
それもそのはず、そのグラビアはイアン時代のものだったんです。
兄は考えた末「この人だよ」。私は兄が指したその人を見て
「へえ、この人かぁー。写真で見ると、ちょっと違うけど…ウッディーっていうのかー!」
何も知らない私は、その日からウッディーファンになったのです。
それからは3兄妹で、寝ても覚めてもローラーズ一色。(ちなみに兄=レス、妹=パットファン)
パットとウッディーの違いに気づいたのは、それからしばらく後のことでした。
でも、時すでに遅し。もう私はウッディーひとすじ。
後へは引けない、筋金入りのファンになっていたのでした…。
こんなふうに私は彼らと出会い、あれからもう20年以上がたちました。
途中、JAPAN、ヘヴィメタ、ユーロビートと浮気を繰り返し
(あ、でも同窓会コンサートには、ちゃんと行ってましたよ)
そしてまた帰るべき場所に帰ってきました。
ローラーズを語らせたら一冊の本が書けてしまう…
それくらいたくさんの思い出をくれた彼らは、いつまでも色あせない、私の大切な宝物。
そして、いまだに彼らを応援しているローラーマニアがこんなにたくさんいるという事実も。
この゛同士たち゛も、私の宝物です。
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